バンクーバー到着

昨日、食堂車から席に戻ると、例のおじさん(ジャック)が俺の席を占領して横になって寝ている!起こすと、他に空いている席があるから、そこで横になって寝れば良いじゃんとのこと。いやいや、夜中でもどんどん人が乗ってくるので、その人の席に俺が寝てたら起こされるじゃん・・・というささやかな抗議もできない寂しい英語力。

仕方無いので、車掌に席を変えてもらうことに。幸い隣に人がいない席をあてがわれたので、荷物を持って移動。安心して眠れます。やれやれ。と思ってたらすぐに隣に人が来ました。

電車内は信じられないくらい寒いです。薄い長袖を一枚しか持ってなかったので、Tシャツの上にそれを着ますが、それでも寒い。仕方ないので、持っていたバスタオルを体に巻きつけて寝ました。

震えながら起きると朝6時半。素晴らしい景色なので、食堂車に行くことに。寝ている間にサンノゼやサクラメントは越えたらしく、すっかり景色は変わっています。森が多くなり、針葉樹ばかりになってきました。隕石で出来た池を越え、険しい渓谷に入ると何十回もトンネルに出たり入ったりします。それが朝焼けで本当に美しいです。

一時間ほどぼーっと景色を見ていると、再度ジャックが登場。昨日は席で練れなかったので、電車の一階に言って、ソファーで横になって寝ていたらしいです。なななんだそれ!

ジャックも話す話題が尽きてきたのか、日本の戦争責任とか、核爆弾の話とか靖国問題について議論をふっかけてきます。なんでこの爺さんはこんなに日本に詳しいんだ?ほって置きたかったですが、あんまりステレオタイプなことばかり言うので、頑張って応戦。うう、もどかしい。一時間以上話した後、隣の人も参戦してきたので、退散することに。

別の食堂車の席にいると、ジャックが再び登場。なになに、昨日買ったばかりの電動ひげそりが無くなったとのこと。どうやら盗まれたらしいとのこと。いやあ、やっぱり結構物騒ですねえ、僕も気をつけます。大事な荷物は手にもっとかないと駄目ですねえ。等々はなしました。

席に戻って自分の荷物をガサガサしていると、あれ?変なものがある??

電動ひげそりだ・・・。急いでジャックのところに持って行って、何故か自分の荷物の中に入っていたこと、自分は何も知らないことを言うと、きっと夜中に自分が間違えていれたとのこと。いやあ、泥棒と間違われなくて良かった。というか、お前人騒がせすぎだろ!

昼は売店のホットドックを食べます。撮り放題の緑色のオニオンと甘いピクルスが大好きなので、沢山かけます。でもただのホットドックが3ドル75もします。
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新たな席の隣はジョンCです。21歳にも関わらず、シカゴ大学の数学科でPhdコースとのこと。すげえ。何だか数式しかない難しい本を読んでます。こいつの隣でシドニィシェルダンを読むのは恥ずかしいなあ。ジョンはポートランドに住んでいたことがあるらしく、ポートランドに近づくと盛んに写真を撮り始め、世界最高の街だと宣伝します。いやあ、すまん、ジョン、どう見てもアメリカの普通の街のような気がするぞ。

夕方、食堂車で日向ぼっこをしていると、またまたジャックが私の前に座って話しかけてきます。きっと誰からもあんまり相手にされない寂しい老人なんだろうなあ。私が居なかった間、ずーっと他の人と話していたらしく、声がすっごくしわがれてます。いくらなんでも話しすぎです。今度は私のIphoneに興味を示してます。使わせろとのこと。はあ、まあいいですけどネ。写真を撮りあったりしました。
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現在21時半。電車は既に3時間以上遅れてます。もうとっくに着いているはずですが、その気配すらありません。シアトルからの乗り継ぎが心配なので、車掌に確認したところ、何とシアトルからバンクーバーはバスになるとのこと。3時間45分。うわあ。到着は3時ごろになるかもなあ。

というか、車掌も、時間通り運行しようという気があるとは思えません。休憩で止まる駅ではだらだらしています。しかも、停車駅で「どれくらい停車している予定ですか?」と聞くと、「そんなの5分かも知れないし、30分かもしれないから、電車の近くから離れるな」と言われます。そもそもこの電車は一日一本しか出てないので、何で遅れるのか、本当に疑問です。まあ、先を急ぐたびではないので別に良いけど。

カナダドルが無いので、駅に着いた後、ホステルまで移動できるか心配です(結局USドルも使えました。何とレートが今ではほとんど同じらしいです。一昔前なら考えられなかったなあ)。

P.S
この日は結局4時に到着。シアトル目前で踏み切り待ちの車に電車がにぶつかるハプニング。急ブレーキの後、停電し、パトカーや救急車が来て大騒動になりました。さすがに遅れすぎなので、車内の雰囲気が暴動一歩手前のところまでいったくらいで(1時間くらい)、ようやく動き出しました。いやあ、皆さんの罵詈雑言が凄かった。やれやれ、、色んなことがあるなあ。
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国境はバスで通過。なぜか止められて別室へ。そこには、こんな刺青が入った人見たことないよ!というくらい刺青の入ったLA在住のTompsonさんと泣き叫ぶ母(及びその小さい娘)という異様な雰囲気でした。Officialパスポートなのになぜか疑われ、色々聞かれました。Tompsonと私は無事通過。彼はバンクーバーのTatooショップに行ってTatooArtistの下で修行するらしいです。母娘は結局通過できませんでした。一体何があったんやろう。Tompsonは車内では全開にして見せまくっていたTatooを、ここでは沢山着込んで、何とか隠そうとしてます。いやあ、あんた首から顔にかけて全部入ってるから、無駄だと思うよ・・・。
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by noritaya | 2007-08-20 04:01