ナポレオンは電気羊の夢を見るか?

「Napoleon's Glance」という一風変わった授業が始まった。

この授業、初回は圧巻だった。これまでで一番impressiveだったかもしれない。
何しろ、初回に教授が、
「この授業を通じて、何かあなたたちに考えさせようとか、あなたたちの行動を変えようとか、そういうことは全く意識していない」と宣言しちゃうような人なのだ。

教授はとにかく挑戦的だ。

いわゆる世間で言われている常識みたいなものを、躊躇なく切りまくるのだ。

当然のように生徒からものすごく反対の手があがる。

それをねじ伏せる教授。そりゃねえだろと思うこともあるけど、ここまで自信たっぷりだと逆にスカッとする。

初回の授業はビル・ゲイツについて。
3回目の授業はルイス・ガースナーについて。

ルイス・ガースナー:
HBSから米マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。28歳で最年少principle、33歳にして最年少Director。その後アメリカン・エキスプレス、RJRナビスコ会長。1993年4 月、IBMに初めての外部出身のCEOとして招かれて、2002年12月の退任までに同社の再建に成功した。その後カーライルの会長を務める。

要は、MBA的に言えば、キャリアの万国博覧会みたいな人。

この人がIBMをターンアラウンドした時、もっとも彼が閃いた瞬間、その後のIBMに付加価値を付けた瞬間に焦点を当てている。

結局彼の何がすごかったのか。

彼は天才的と言えるのか。

そんなことについて議論した。


授業の最後はアインシュタインのこんな言葉で締めくくられた。
The secret to creativity is knowing how to hide your sources.

「創造的であるということは、元となるアイディアを隠す方法を熟知しているということだ」


PS
備忘録までに、今までで素晴らしかった授業ベスト3。
Prof. Patric Bolton, Advanced Corporate FinanceのReal Optionの回
Prof. Bernd H. Schmitt, Managing Brands, Identity & ExperienceのHow to be creative?の回
Prof. Wei Jiang, Corporate FinanceのValuationの回
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by noritaya | 2010-03-25 13:11