GRAFF

ダイヤモンドのGRAFF社の社長がやってきた。野獣度(良い意味でのですよ)は99。私の尊敬するエッセイカウンセラーにそっくりの風貌。グラフは今やダイヤモンド業界でハリーウィンストン、バンクリフを凌駕する存在になっている。

この社長、非常にはっきりとしていて、聞いていて気持ちが良かった。
授業を聞いていて思ったことをいくつか。

○Entrepreneurshipというものはどこの業界でも、どの製品にも存在する。かつてはデビアス社が90%以上を独占していたダイヤモンド業界はEntrepreneurshipとは無縁だと思われていた。グラフは創業が1960年代。比較的新しいブランドだ。

○競争相手と同じことをしていたらここまで大きくなれなかったということ。ラグジュアリーブランドはどこも顧客中心主義をうたい、特別扱いをするために、特別のカクテルパーティや特別のスピーカーゲストや、時にはプライベートジェットまで飛ばしてもてなそうとする。彼に言わせると、もうそんなのは時代遅れらしい。本当のセレブリティ達は毎日山ほどのブランドからのインビテーションレターをもらっている。もうそういったイベントには本当のコアクライアント達は来なくなっている。

○Competitive Advantageを持つこと。NYのグラフのショップに行き、10カラット以上のダイヤを注文した場合、20以上のダイヤを見せることができる。バンクリフにしろ、ハリーウィンストンにしろ、5がせいぜいだ。グラフに来て、欲しいダイヤが見つからないということは、そのクライアントはダイヤが欲しくないということ(この表現、好きです)。グラフはその在庫の豊富さとディスプレイでここまで来た。

最近の企業はGREEN、GREEN言い過ぎ。環境問題に熱心な経営者は良い経営者と思われる状況は異常、と言っていたことが印象的だった。熱いぜ。
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by noritaya | 2009-11-13 09:35