ジェフェリーサックス

6時から、ジェフェリーサックスの講演がありました。この人、歴史上最年少(20代)でハーバードの教授になった世界の知と呼べる人です。「世界に影響を与える100人」にも経済学者として唯一連続して選ばれているそうです。G20や国連でも重要な責務をこなしています。彼は、一貫して、大国の傲慢を徹底的に批判し、いわゆる反グローバリズムの急先鋒、行き過ぎた資本主義を批判する姿勢をとっています。
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少し遅れてきたジェフェリー氏。
知性あふれる喋り方で、大変興味深かったです。

○現在の世界の状況は、不公平、不安定、持続不可能性という、スロットで言えばレモンが3つそろった状態。世界各地でそれらの不確定要素が爆発している。

○Wallstreetにこの世界不況を引き起こした原因があることは間違いない。彼らのGreedyさは目を疑うものがある。昨年メリルリンチ社員のボーナス額はアメリカのアフリカに対する支援額と同額。

○ただ、この世界同時不況の原因はCDSや極端なDeregulationだけではない。それより大きな問題は、ドットコムバブル、911以降の行き過ぎて、歪められたアメリカの金融政策だ。

○25年間にわたる行き過ぎたDeregulation、政と民が一体となった(癒着した)金融政策が両輪となって世界を奈落の底に突き落とした。

非常に明解で、いわゆる今最も「王道」な意見だと感じました。
同時に、Business Schoolでは「王道」ではない意見でもあります。

恐らく、彼の意見は世界の主流になっています。そして、これが主流であるということを、公演中に、実感を持って気づいたのです。彼の言葉は、特に心に残ったというよりは、自分の中で妙な引っかかり方をしています。簡単に影響を受けたというのとも違います。何となくですが、自分もやはりBusiness Schoolという特殊な環境で教育を受けていることを再認識させられたというか・・・。

消化するのに時間がかかりそうなとっても考えさせられる時間で、刺激になりました。
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by noritaya | 2009-04-15 13:00