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朝はホテル探し。金、土曜日以外は安いと聞いていたので、色々な、いわゆる大型ホテルに電話してみます。結果、モンテカルロが79ドル!こりゃあ安い!パリスやベネチアンと迷った末、ビュッフェが美味しいからという、Mの強硬な意見を尊重し、モンテカルロに。早速車で移動です。土曜の夜と違い道は空いていて、15,6分で到着しました。

モンテカルロは5000室(!)もある超巨大ホテルです。11時頃でしたがチェックイン可能でした。早速ブランチへ。二人でお互いあり得ない量を食べました。ローストビーフ、玉子焼き、中華、クレープ、カニ、エビ、ケーキ等々、食べ放題とは思えないほど美味しい!向かいの席でMがボソッと「封印解除」と言っていたのはウケました。
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お互い今までの粗食の恨みを晴らした後、スロットマシーンを少しだけやったら、初めの50セントで当たりが出ました。26ドル出て、ハッピーな気持ちのまま、ニューヨーク・ニューヨークへ。今日のショーのチケットを買いに行ったのですが、お薦めのKaは日曜日休みとのこと。残念。結局Zumanityという別のショーを見ることにしました。

カジノ内は本当に娯楽がなんでもあります。ゲームセンターで得意な「警察24時」というシューティングがあったので、思わずやってしまいました。終わったあと振り返るとアメリカ人7,8人に見守られていて、「Good Job」と褒められました。嬉しかったけど、何やってるんだ俺・・・。

その後ハーレー屋へ。自分の愛車だった型のハーレー(涙)はありませんでしたが、大好きなV-Rodが置いてあったので、満足です。それにしても、いまだに私がハーレー好きというのは、大したブランド力だなあ。
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そのままベイの水族館へ。エクスカリバーからトラムが出ています。水族館好きとしては、楽しめましたが、ちょっと短かったかな。あと、人が多い・・・。出口のスターバックスに可愛い子が居て、とても自分になついてきます。何だか最近子供好きになった気がします。本当に可愛い!
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ホテルに戻り、プールへ。「ゲームの達人」を読んでます。暑いですが、流れるプールは最高です。ああ、太陽が一杯だ。

10時半からはZumanityです。これがなんというか、舞台は芸術性たっぷりで、絵的に本当に美しく、ショーも手に汗握るすばらしいものでした。ただ、全体的に色気のあるショーで、男二人で来るのは微妙な感じでした。もう周りからどう思われようと、開き直っていて、ネタにして二人でゲラゲラ笑っていました。会場には男女問わず同性愛者が沢山居て、二階席から見つけるたびに心強い(!?)感じがしました。
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帰りはもう疲れ果てました。結局、今日は私はご飯一食だったなあ。
# by noritaya | 2007-08-13 13:01
起きると本当に砂漠の真ん中です。町といっても、MOTELが一軒とセスナ用の滑走路があるのみです。携帯もパソコンも使えない、隔絶した世界です。
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ここは完全に南部です。
受けつけのおじさんのTシャツには「America, Land of Freedom, Home of Brave」と書いてあり、いかにも南部です。その人からなんとなく差別的なニュアンスで対応され(気のせいかもしれないけど)、かなしくなりました。英語が下手なだけでは無い気がします。朝から、同行者と人種の差別問題について、熱く語りました。朝ごはんはベーグルにしました。小さいベーグルでがっくしですが、ひさしぶりにベーグルを食べれて本当に嬉しかったっす。

午前中は一路フラッグスタッフへ。150マイル程度の運転です。フラッグスタッフでランチです。アメリカ料理には飽きたので、頑張って中華料理を探しました。ChinaStarという店ですが、ここが本当にまずかったです。8ドルでビュッフェスタイルでお得だと思ったのですが、おかずが全て油っぽくて、茶色です。ううう。まずい。
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デザートも信じられないくらい甘く、もはや笑えるくらいです。バナナにジャムがたっぷり。カスタードも直に食べるのがこっち流です。さすがアメリカ。すげえなあと言って、ハッと前を向くと同志Mは美味しそうに食べてる!!さすがアメリカ育ち。心から尊敬しました。
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午後はフラッグスタッフの東にあるメテオクレーターへ。直径1.2キロ、高さ200メートルの世界で最も保存が良いクレーターです。映画も見れて、なかなか興味深かったです。高いところにのぼって見たかったのですが、雨雲が迫ってきているので、制限されていて、登れませんでした。
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車は既に6000キロを走ってます。フラッグスタッフに戻る途中、家から電話があった関係で、急遽色々な対応が柔軟にできるラスベガスへ行くことにしました。

ラスベガスは大学二年生以来、久しぶりです。来るたびに夜のネオンが独特で、この街独特の雰囲気があり、毒気にあてられた感じになります。いつものEconoLodgeで宿をとり、ベラッジオに繰り出しましたが、ひどい渋滞です。その上、駐車場の空きがいつまで経ってもみつかりません。オーシャンズ11でも出ていた噴水ショーを車の中から見ました。

結局、モンテカルロのバレーパーキングに駐車し、MGMグランドのフォレストカフェで食事。これまた異常な量でした。明日、O(オー)を見たかったのですが、一杯で見られないとのこと。残念。ミスティアにします。楽しみだなあ。カジノもちょっとやろうかな。
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# by noritaya | 2007-08-12 18:35
Narrowsに行こうと思っていたので、早起きする予定でしたが、起きると9時過ぎ。寝過ぎました。ホテルの粉朝飯に買っておいたチーズとサラミを加えて、お腹一杯食べました。スコーンとベルギーワッフルが出ましたが、本当にまずい!日本で食べていたスコーンとワッフルを想いだして、遠い目をしてしまいました。

。急いで目の前のザイオン国立公園へ。パスは7日間有効なので、昨日のパスで入れます。レセプションで車を降りて、シャトルバスへ。15年程前にこれに乗った記憶があります。懐かしいなあ。上が窓になっているのは、谷を下から見るためです。それだけ、ここの谷が切り立っているということです。車内放送を聞いていると、何と2億年の歳月をかけてこの谷はできたとのこと。2億年!その歴史からすれば、100年くらいで道路が出来で観光客が沢山来ることなんて、一瞬の出来事でしょう。
バスの座席の前に、ユタ出身の、妙に日本に詳しいアメリカの青年がいました。日本の歌手、アニメやゲームのことを盛んに話しかけられました。行く前からある程度聞いていましたが、やはり日本コンテンツ産業のプレゼンスは凄いなあ。

Narrowsはシャトルの終点です。Narrowsのトレイルに入って、30分程歩くと、道が終わり、川に入らなくてはいけません。ここからがザイオンのハイライトです。夏なのに、水は切れるように冷たいです。10分程歩いただけで、昨日きちんとしたサンダルを買わなかったことを後悔しました。ほとんどのトレッカーは川歩き専門の靴(ウェットスーツ生地の靴下に分厚いサンダル靴)を履いています。

初めに手ごろな木の枝を捜し、川を歩く際の支えにします。川歩きは想像以上に辛く、今までお喋りしながら歩いていた我々の会話も、しばらくしてほとんどなく、黙々と上ります。2時間半程で持ってきたランチ休憩。例によってパンとチーズとサラミでサンドイッチです。
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そこから更にしばらく行くと、いよいよ道が狭く、両側の壁が切り立ってきます。きっとここは世界一携帯の電波が入りにくい場所でしょう。3,4人で手をつなげば、壁に届いてしまいます。それとともに流れも急に。かなりしんどい感じになってきました。
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懲りずにさらに進むと、道が二手に分かれていて、右に行くことに。3,4の小さな滝を越えなければなりません。水は胸まで来ることもあるため、荷物を頭の上に掲げながらそろそろと歩きます。私の親指の付け根もサンダルが擦れて、とても痛くなってきました。小さな滝を越えるのは想像以上に大変で、越えるたびに心中で「ファイト~いっぱ~つ」とつぶやいてました。

どんどん行くと、とうとう「これ以上行くのは禁止だよ」のサインを発見しました。その先にまた小さな滝があったので、煩悩を追い払うため、しばらく打たれて、引き返します。
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帰りも、帰りで相当しんどいトレッキングです。結局なんだかんだで着いたのが5時過ぎ。6時間程かかりました。でもトレッキングコースとしても変化に富んでいるうえ、景色も素晴らしいため、価値はあると思います。
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帰りは昨日も行ったアイス屋でアイスを食べます。疲れきっていたので、言葉も少なめです。今日はフラッグスタッフの近くまで行く予定なので、少しがんばらねばなりません。

車で、いきなり道を間違え(国立公園内を抜けないと、国道の先に進めないなんて分からないよ・・・)ましたが、その後は順調に。道も何もない砂漠ではなく、森の中を通り抜ける感じになってきました。結局、アリゾナ州のマーブルキャニオンという、建物が一軒しかない(それがMOTELなんですが)町に泊まることにしました。

ネットが受付の事務所でしか出来ないとのこと。しかも時間制限つき。部屋に荷物を置いて急いで事務所に行ったら、「本当にするのかよ?」的な目でみられました。いかにもハーレーに乗ってそうないかついMOTELのおじさんが、私がネットを開いている間中となりに居るため、ろくに見られません。というわけで、諦めて部屋で寝ることに。今日は6時間のトレッキングで、運動を沢山したので、よく寝られそうです。夕ご飯はホテルのBLTサンド。9ドル。
# by noritaya | 2007-08-12 17:39
今日はアーチーズからザイオンへの移動です。朝ごはんは例によってコンチネンタル。世界で最もわびしい食事かと思いますが、もう慣れました・・・。食事だけは日本に居たときが懐かしいっす。昨日の残りのナチョスとチーズをかじりながらたいらげました。

午前中、Narrows対策として、見たことないほどダサい海パンを買いました。9ドル。一路ザイオンへ。途中、ガソリンが少なくなり、少しでも燃費をかせぐため、時速70キロ、エアコン無しで走りました。100マイル以上もガソリンスタンドがないので、非常にあせりましたが、同行者である優秀なドライバーのおかげで何とか小さい小さい町に到着しました。アメリカもガソリンが非常に高くなっており、満タンにすると、60ドル近くします。高いところではリッター100円を越えており、10年前の3倍以上になっているらしいです。税金が高い日本とは比べ物にならないくらいの値上がり具合です。

昼はまたSubwayでサンドイッチ。友人はバーガーキング。私がバーキンに持ち込んで食べました。日本人がめずらしいのか、男二人が奇妙なのか、じろじろ見られますが、最早慣れました(昨日コーラを頼んだらストローが二つ入れられて出てきたのには萎えましたが・・・)。

夕方、SPRINGDALEというザイオンの玄関町に到着。完全に観光地になっており、ホテルも高めです。98ドル。ぐぐぐ。今回最高額です。朝飯を大いにがめることを心に誓って、投宿しました。

そのまま、ザイオンへ。7日間の通し券で車一台20ドルもします。たけえ。しかも7日間もいらないし。とにかくはいってくねくね道を登っていきます。途中、ハーレー軍団に遭遇。ハーレーは本当に多いです。ハーレーに昔乗ってた身としては(ちょびっとですが)、勝手に妙な仲間意識です。みんなヒゲが生えてて、漢!って感じです。写真を撮ったらのりのりで応えてくれました。
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その後、Canyon Overlookというトレイルへ。高低差があって面白い道でした。最後はZion全体が見わたせる素晴らしい眺望!何百メートルもあるだろう崖に腰掛けると、ぞくぞくして笑えて来ます。こんな危ないところに柵が無いのがいかにもアメリカ的で好きです。
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夜は近くのミニスーパーでハムと野菜と冷凍ピザを購入。昨日の残りのパンとチーズでサンドイッチを食べました。17ドル。お皿が無いので、電子レンジにピザを直置きしたら大変なことになりましたが、気にせず、食べます。箱にはクリスピーと書いてありますが、どうやってレンジを操作するのかも分からなかったので、出したらふにゃふにゃで別の食べ物でした。あとずーっと残ってるナチョスにチーズをつけて食べました。レストランで肉を食べるよりこっちの方がずっと良いです。

ただ、同行者にケチケチ旅行を強いているので(もうあきれて何も言わなくなってきてるけど)、申し訳ない気持ちで一杯です!でも俺達は学生なので節約が大事です!!
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明日はNarrowsです。現地のパンフレットには6時間から10時間のハードなトレックと書いてあるので、気合入れて行きます。WallStreetという場所がNarrowestかつMost Dinamicで25Feetしか幅がないらしいです。楽しみだなあ。俺だけかかとの無いサンダルなのが心配だけど・・・。
# by noritaya | 2007-08-10 13:59
まずい朝飯に憤りつつ、ホテルで本日の計画について話します。

やはりユタ州。モルモンの聖書がレセプションに置いてありました。とりあえず、朝飯後、水を買いにスーパーに。メインストリートとセンターストリートの交差点にスーパーがあります。なんと適当な名前・・・。思わず写真をとってしまいました。
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結構高い。6本で4ドル49セント。アイス屋に行ったら、休みでがっくしでした。その後モアブへ。昼過ぎに到着。昨日の経験を活かして、とりあえず宿探しです。79ドルの宿を見つけました。宿のおばさんお薦めの昼ごはんを食べに行きます。卵と野菜とチーズがぐちゃっと混ざった料理を頼みました。こんなものでも本当に美味しく感じます。その後、大好きなチョコミントアイスも食べて10ドル。かなり満足です。
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今日はアーチーズ国立公園の観光です。10ドルの入園料を払い中に入ると、そこは、昨日までとは全く違う岩と砂の世界です。余りに日差しが強いのでレセプションでキャップを買いました。

公園に入ってしばらく車を運転すると、バランスドロックや色んな岩が見えてきました。先ずはWindowsというトレイルを歩きます。どこを向いても圧倒されます。歩いている最中、周りは完全に静かで、風の音以外何も聞こえません。風だけ強いので、ペットポトルの口が鳴っています。風でこの風景が出来たのが少し納得できます。空の青さが、青すぎて印象的でした。インディコブルーです。アーチは近づくと巨大です。
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その後頂上のデビルズガーデンをトレッキングします。これまた奇妙な風景です。途中、足の長いウサギや青い蜂など、変わった生き物を沢山見かけました。

4時半頃にはデリケートアーチのトレッキングへ。巨大な岩肌を何百メートルも歩いたり、切り立った崖の脇を歩いたりと、なかなか面白いコースです。途中ダッシュしたら、暑さのあまり続きません。イタリアのユニフォームを着ていたので、フランス人に色々言われました。
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デリケートアーチへの到着は突然でした。崖の脇の道が突然終わり、突然登場します。周りの風景も異様ですが、崖にかこまれたアーチは本当に美しいです。アーチの後ろは切り立ったがけになっており危険ですが、何度も近くに行き、くぐったりしてました。2時間半ほどダラダラして、日の入りを見ます。これまた言葉には出来ないほどの風景でした。
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夜はスーパーで鳥の丸焼きやサーモン、野菜の冷凍食品を買ってホテルで食べました。昨日、宿も決まらないまま、バーガーキングでパンとハムを持ち込んで、もそもそと食べていたことと比べると豊かな食事です。それにしてもスーパーのレジまでセルフサービスなのは驚きました。
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今日はトレイルを3本、合計4,5時間は歩けたので、充実しておりました。よく眠れそうです。
# by noritaya | 2007-08-09 15:21