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市場が好きです。

お、こうやって書くと経済学者みたいだけど、市場というのは「イチバ」の方。フリーマーケットとか、スーパーとかです。

先日、ユニオンスクエアにあるTrader Joe'sに行ってきました。Whole foodsと似た感じの、ちょっとこだわりスーパー。生鮮食品は少なく、冷凍食品やパッケージ商品が中心でした。

何より感じたのがPrivate Brandの多さ。よーく見ていくと、ほとんどの棚は、「Trader Joe's」ブランドの食品で占領されています。

少し前の記事になります。秀逸です。確かに中内さんが言っていた「工場を持たないメーカー」という性格を持つ小売が、アメリカでは色濃い実感があります。家のDVDもBest Buyで買ったBest BuyのPB、Insigniaというブランド。となりで東芝のものが売っていたのですが、やはりどうしても少し高かったので、こっちを買いました。すいません・・・。

一消費者としての実感に過ぎませんが、消費のニーズが多様化、変化が加速化するにつれ、工場の特に企画部門は、川上である製造業から、川下である小売業に降りてきているように感じます。もちろんこの流れは、記事にあるとおり、戦後、時間をかけて起こっていることなのでしょうが、特に家電屋さんやスーパー、デパートなど、小売が力を持つところは、その流れが急速なものになっているように感じます。日本で言うと、ヤマダ電機のプライベートブランドや伊勢丹オリジナルなんかがその典型ですね。

この流れの結果、小売を持たない流通卸いうのはどこに向かえばよいのでしょうか。既に専門的な学問が当然あるのでしょうが、流通卸にはロジスティック機能、リスクバッファ機能、情報伝達機能がメインだと思ってます。ロジスティック機能はIT技術の発達によりその意味が薄れ、上記理由により情報伝達機能に価値が置かれなくなっていくとすると、残るはリスクバッファとしての機能のみ。

サイズの小さいところが、それだけで商売していくのは無理だなあ・・・。

そうなると、企画・マーケティング部門を強みとして生き残るか、小売へ進出していくかの二択なのかもしれません。

中抜きという言葉はずっとありますが、具体的にPBという方策を伴っての変化は説得力がありますね。

Trader Joe'sのアイスクリームを買おうかどうか迷いながら、そんなことを考えました。
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by noritaya | 2009-05-04 15:42