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今は空前の売り手市場。実際に転職活動をする上で、それは強く感じました。
ただ、コンサルでプロジェクトリーダーやマネージャーをやった後、転職なんてどこでも出来ると思っている方が居るかもしれませんが、実際の転職先は意外と限られます。
一つのポイントは年収です。BCGやマッキンゼーでマネージャークラスとなると、結構な年収をもらうことになるため、そこから大きく(20%~)落とすという選択は余りありません。卒業生を見ても、殆どが以下のものに分類されます。

1.国内企業(伝統企業)
国内の所謂有名企業については、実は非常にウィンドウが限られています。その中でもあるのが、三菱商事や三井物産等の総合商社です。通常の採用枠では年収が大きく落ちるため、プロフェッショナル採用で行くと言う手段もありますが、正社員ではなくなるので、これを選ぶ人は限られているようです。ちなみに、正社員で中途で入ったとしても、せいぜい頑張って同年齢の総合職と同程度で、将来役員になる可能性は非常に低いらしいです。イメージですが、コンサル会社で優秀だという評価の人は余りこの選択は取りません。海外に行ける可能性が高いというところで、どれくらいプレミアムをつけるかでしょう。

2.国内企業(イケイケ企業)
国内のイケイケ企業でも採用をしています。イケイケの中でも、①ゲーム・SNS系、②ワンマン経営者の二つに分類されます。①はDeNAとかMixi、②はユニクロとか楽天、SMS、ソフトバンクです。②は他にも元外資系を渡り歩いてきた経営者の会社も含まれます。Lixilとか。

3.外資企業(IT系とヘルスケア)
外資はGoogle、Yahoo(これは2.かもしれないけど)、アマゾン、Facebookぐらい。ヘルスケアは日本にある外資製薬会社全般です。ただ、ヘルスケアの場合は大阪勤務になることもあるため、躊躇する人が多いかな。

4.プロフェッショナル職
金融だとPEに行く人が多いですが、これはヘッドハンター経由ではなくて、先輩のツテを辿ってというのが多いかな。コンサルに転職する人はいますが、結構イマイチ感が強いです。特にTop Tierからだと??と思われがちですが、給料が同じくらい出て、前職の経験がフルに活かせるので、これを選ぶ人も結構多いです。それ以外だと、弁護士とか医者に戻るという人も一定数居ます

5.スタートアップ
スタートアップを自分で起こす、若しくは、自分のやりたいことに沿ったスタートアップ企業に経営幹部で参画する層。コンサル社内の雰囲気的には一番うらやましいと思われる一方で、成功確率も他の選択肢と比較して低いのが特徴です。まあ、なにをもって成功というのか、と指摘されてしまうでしょうが。

というわけで、新卒入った会社で評価され、MBAを取って、外資コンサルに入ったとしても、日本の所謂「良い会社」には入れません。また、既にコンサルでプロジェクトをやる中でそういった大企業の戦略企画部の官僚っぷりに嫌気が差しており、安い給料で長時間働かされることも分かっているので、入ろうとも思いません。


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