コロンビアMBAとSIPA

コロンビアMBAとコロンビアのSIPA(MPA)、私は両方に在籍したことがあります(両方ともまだ1学期しか通っていませんが)。両方ともプロフェッショナルスクールですが、当然ながらその性格は大きく違います。その違いについていくつか。

○クラスの雰囲気でいえば、クラス(MBAではクラスターといいます)の存在により、MBAの方が学生同士の仲良くなるチャンスが多いです。友人の数やその深さも、SIPAの時に比べ、随分と違うように感じます。

○SIPAの方がずっと国際的でした。MBAもその多様性を強調しているとはいえ、やはり2/3程度はアメリカ人。それ以外も、聞いたことが無い国から留学する学生はほとんどいません。SIPAはカザフ人とか、ウイグル人とかグルジア人とかから来ている学生が沢山いました。しかも彼らの中には相当レベルが高い人がいます。恐らく半分強がインターナショナルStudentだったように感じます。

○アカデミックな意味あいでいえば、分野が異なるため、そのレベルを比較するのが難しいです。また、大学院であるため、その深度や難易度は個々のやる気次第でどうとでもなります。ただ、『逃げられない勉強量』という意味で言えば、MBAの方がずっと大変であることは間違いないと思います。また、教授も、その厳しい評価制度からか、MBAの方がやる気があったように感じます。教務課等も含め、全体的にインタラクションが多いです。

○アカデミック以外の学生生活でいえば、様々な行事の数は圧倒的にMBAの方が多いです。オフィシャルなパーティや講演会から、くだけた飲み会まで。多くはとっても楽しいですが、中には子供っぽいと感じてしまうこともあるかもしれません。SIPAの方が落ち着いていて、オトナっぽい雰囲気です。MBAは多くのクラブが非常に活発です。その点もSIPAと違うところかな。

○学生のバックグラウンドの多様性という意味では、SIPAの方が多様だった気がします。MBAは多様性を強調しているとはいえ、やはり元バンカーやコンサルタントが中心になっています。一方SIPAは地雷処理から物理学者まで非常に多岐にわたります。また、女性の比率もSIPAの方が高いです。

○就職という意味では、選ぶキャリアによりますが、民間に就職するならばMBAの方がしやすいと思います(私はSIPA時代に就職活動をしていないため、ここは伝聞です)。ただ、MBAから国際機関やNPOへの就職はMBAでは余り聞いたことが無いため、その意味ではSIPAの方が良いと思われます。

○日本人の数という意味では、SIPAの方がずっと多いです。25人ぐらいいたのかな?6、7割が役人という感じ。そういう環境であるため、英語ができないことが比較的(比較的ですよ。あくまで)辛くありません。一方MBAですが、ここにも何度か書いているように、日本人の数が少ないです。先日韓国人と話をしていたら、J-termerとあわせたClalss of 2010の『純粋な』韓国人の数は20人弱ぐらいになるとのこと(Korean-Americanを含めると30人程度)。日本人の数の6倍です。もちろんメリット・デメリットがあり、かつ、私は本当にすばらしい日本人の同級生に恵まれていますが、数が力であることもある程度感じます。

○施設という意味では、MBAの方がずっと綺麗で、きちんとしています。教室もいかにも「アメリカの大学」という感じでカッコいいです。また図書館もビジネススクールの図書館の方が開放的で、私は好きかな。
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上記は私の短い経験に基づくことなので、違うことも多々あるかと思います。また何か思いついたら追加していきます。
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by noritaya | 2008-12-26 23:50